子どもたちにとっての安心できる第3のコミュニティでありたいというお話

こんにちは!gaプログラミングつくばみらい校の軍司です!

今回は久しぶりにお知らせではなくブログ記事を投稿してみました♪
内容はタイトル通りで、自分の想いや考えを整理するためのブログでもあるのですが、もしよろしければ最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
(自分で書いておいてなんですが、かなり長いブログになってしまったので、お時間のあるときに読んでいただけると幸いです笑)

去年の9月に開校させていただいてから、早半年以上が経過していて、本当にありがたいことに生徒様もかなり増えました。
と同時に、毎日のように考えることがあります。

それは、「私の教室を選んでくださった保護者の方や子どもたちにより良い付加価値を提供するにはどうしたらいいだろうか」ということです。

当校の特徴として、
・保育士とITエンジニアの経験を持つ講師による個別指導
・授業に必要な機材や教材はすべて教室側で用意
・事前連絡があれば欠席時の授業振替は期限なしでいつでも可能

上記のほかには、個人教室だからこその柔軟な対応や子どもたちが楽しんで通える教室作りというのがあるかなと自分では考えています。

確かにこれらは当校の強みであり、他の教室様との差別化にもなっているかなとは思いますが、そのどれもが「プログラミング教室としての差別化・付加価値であり、その域を超えたものではない」と感じています。

せっかく当校を選んでいただけたのであれば、その方たちには「プログラミング教室としての枠を超えた付加価値を提供したい」と強く考えるようになりました。

前置きが長くなりましたが、その結果たどり着いた答えの一つが、タイトルにもある「子どもたちにとっての第3のコミュニティで在り続ける」です。

 

子どもが安心できる第3のコミュニティとは?

基本的に子どもを取り巻くコミュニティは大きく分けて2つあります。

1つは「家庭」、そしてもう一つは「学校(あるいは幼稚園・保育園)」です。
このどちらも子どもの成長には欠かせず、人格の土台となるべき最も身近で大切なコミュニティです。

子どもにとっては、このどちらのコミュニティにも属さない日は基本的にないと言っていいほど身近なコミュニティですが、私の考える第3のコミュニティの立ち位置は少し違います。

私の目指す第3のコミュニティは、家庭や学校からは一歩下がった場所でありながら、子どもたちがいつでも安心を求めて来られる居場所です。

家庭や学校は子どもたちにとって最も身近で何にも代えがたい大切なコミュニティであることは間違いありません。
ただ、時に身近だからこそ、大きな存在であるからこそ、その2つが子どもにとっては世界のすべてであるかのように感じてしまうこともあります。

大きなコミュニティの中で何か不安定な要素が起こったとき、第3のコミュニティがあることで、それが支柱となり子どもたちを支えることができるのではないか。
子どもたちの世界をほんの少しでも広げられる存在で在り続けることが、当校の付加価値になるのではと考えました。

 

なぜ第3のコミュニティにこだわるのか

なぜ私が第3のコミュニティにこだわるのか、ということを身の上話を交えてお伝えできればと思います!

実は、私にも学生時代に大切な第3のコミュニティがありました。それは社会人になった今でも自分の中で大切なもので、価値観などに大きく影響を与えてくれた存在です。

私は高専在学中(世間でいうところの高校生時代です笑)に、役者の養成所に通っていました。
結論から言うと、この養成所が私にとっての第3のコミュニティです。

平日は学生として寮から学校に通い、週末は電車に乗って都心に出て養成所に通ってお芝居の勉強をするという学生生活を4年ほど続けていました。
寮生活で、親とは離れて暮らしていたので、家庭というコミュニティは中学生の頃からは少し離れてしまいましたが、それでも自分を取り巻くコミュニティは「家庭」「学校」
大半を占めていました。

そこに「養成所」という第3のコミュニティが加わったことで、私にとっていい意味で大きな影響を及ぼしてくれたのです。
学校生活もすごく楽しく、毎日とても充実していたので不満があったわけではありません。友達と過ごす時間は今でもかけがえのないものだと感じています!

ただ、養成所でできたコミュニティに属したことで、学校にいるだけでは見えなかった世界がたくさん見えるようになりました。
当時、周りは若くても大学生、大半は社会人ばかりという環境で、大人たちと混じって役者を目指して切磋琢磨し、競い合っていました。

学校内では味わえない経験でしたし、お稽古が終わると社会人に交じって一緒にご飯に行って、夜まで語り明かしていました笑
「芝居」という共通のものが繋いでくれたこのコミュニティがすごく心地よかったのを今も鮮明に覚えています。

高校生のうちから社会人の価値観や考えや、大人が夢に向かって本気で取り組む姿に間近で触れられたのは本当にラッキーでした。
その経験は今でも自分の中の軸としてあり、活かされ続けています。

学校の勉強で行き詰ったときや、将来について不安があったりするといつも親身に話を聞いてくれて、たかだか高校生一人のために夜遅くまで相談に付き合ってくれたりと、今考えると
感謝してもしきれないですね。

週末だけのコミュニティではありましたが、当時の私にとっては間違いなく大きな支えとなってくれていました。
特に高校3年生の頃の講師の方には将来の進路含め、相談に乗っていただいたりしていて、今でもたまに連絡を取り合って気にかけてくださったり、自身が出演するイベントに招待していただいたりと
現在進行形でものすごく支えになっていただいています。

だからこそ、今度は自分が次世代の子どもたちにとっての支えになりたい。
それが、第3のコミュニティにこだわる理由です!

 

子どもたちがいつでも拠り所にできるように

ここまで長々と文字を連ねてきましたが、私の目指す第3のコミュニティはいつでも子どもが拠り所とし、支えになれる居場所ということです!

それは当校に在籍中はもちろん、当校を卒業した後も同じです。
「プログラミング」という共通のもので繋がったご縁ですが、卒業したあともいつでも拠り所としてくれる教室で在り続けたいと考えています。

学校で大変なことがあれば気分転換に顔を出したり、ふらっと愚痴をこぼしたり相談できる、近すぎず遠すぎずの距離にいる大人という立ち位置でいられたら、私にとっても幸せなことだと思います。

そのためには一つ、大切なことがあります。

それは人として対等であることです。

養成所では、周りの大人の方たちは対等に接してくれていました。高校生だからとかまだ子どもだからなんて言わず、本気で限られた椅子を巡って競い合っていましたし、真剣に私の話を聞いて一人の人間として対等に接してくれました。

それは私と生徒様も同じです。
大人だから上、子どもだから下なんてことはなく、私が子どもたちにプログラミングを教えているのと同時に、私もまた子どもたちからたくさんのことを学んでいます。

なので、これからも常に人として対等に接し、子どもたちの支えになれるような第3のコミュニティを目指して精進していきたいと思います!

 

さいごに

気が付いたら3000文字ほどのブログになってしまいました…笑

貴重なお時間を使って、最後まで読んでいただいた画面の向こうの読者様には感謝しかありません!

たまにはこういったブログを書くことで、私がどんなことを考えているのか、どんな講師なのかということが少しでも伝わればいいなと思うので、今後も時間を作ってこういうブログを書いていけたらいいなと思います!

個人教室だからこそ、講師の顔が見えたほうが安心材料も増えると思いますので笑

プログラミング教室の中で当校を選んで良かった!ではなく、習い事探しで当校を選んで良かった!と思っていただけるよう、今後とも頑張っていきますのでぜひ温かい目で見守っていただけますと幸いです♪